遅らせないで!子どもの予防接種と乳幼児健診
遅らせないで! 子どもの予防接種と乳幼児健診
予防接種や乳幼児健診は、お子さまの健やかな成長のために一番必要な時期に受けていただくことが大切です。特に赤ちゃんの予防接種を遅らせると、免疫がつくのが遅れ、重い感染症になる危険性が高まりする。お子さまの健康が気になるときだからこそ、予防接種と乳幼児健診は、遅らせずに、予定どおり受けましょう。
なぜ、予防接種や乳幼児健診を遅らせない方がよいの?
予防接種のタイミングは、感染症にかかりやすい年齢などをもとに決められています。特に、生後2カ月から予防接種を受け始めることは、お母さんからもらった免疫が減っていくときに、赤ちゃんがかかりやすい感染症(百日せき、細菌性髄膜炎など)から赤ちゃんを守るために、とても大切です。
乳幼児健診は、子どもの健康状態を定期的に確認し、相談する大切な機会です。適切な時期にきちんと乳幼児健診を受け、育児で分からないことがあれば、遠慮せずに医師、保健師、助産師などに相談しましょう。
予防接種や乳幼児健診に赤ちゃんを連れて行っても大丈夫?
医療機関や健診会場では接種を行う時間や場所に配慮し、換気や消毒を行うなど、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策に努めています。予防接種は事前に予約しましょう。一般の受診患者と別の時間や比較的すいている時間帯、別の場所で受けられる医療機関もあります。受診の前には、予防接種・健診を受ける本人だけでなく同伴する家族も体温を測定するなど、体調に問題がないことを確認してください(※)。
家に帰ったら、お子さん、保護者とも、手洗いなどの感染対策をしっかりしましょう。また、予防接種を受けた日もお風呂に入れます。
※体調が悪いときは、感染症を周りの人に感染させるおそれがあるので、予防接種や健診に行くのはやめましょう。元気になったら、あらためて予定を立ててください。
新型コロナウイルス感染症が心配で、予防接種や健診に行けていません。どうすればいい?
できるだけ早く受けましょう。子どもの予防接種や乳幼児健診は、決して「不要不急」ではありません。お早めに接種や健診を受けてください。新型コロナウイルス感染症が話題になっていても、他の感染症のリスクがなくなっているわけではありません。健診を受けなかったことで、お子さんの体調面、発達面等の気づきが遅れてしまうこともあります。ぜひ、お早めにお願いします。
遅らせないで!子どもの予防接種と乳幼児健診リーフレット(pdf 850 KB)
遅らせないで!子どもの予防接種と乳幼児健診(厚生労働省ホームページ)