鹿沼市ふるさと納税の使いみちを報告します。

鹿沼市では、令和5年度に7,716件、計6億4,581万円のご寄附をいたいだきました。

皆様のご支援を心より感謝いたします。

いただいたご寄附は、令和6年度事業に有効に活用させていただきました。
主な活用事例を紹介します。

1．学習用タブレットの運用・管理

すべての児童生徒にタブレットを配付し、自らの課題解決へ向けてデジタルコンテンツを利用したり、互いに考えを共有したりしています。授業場面で効果的に活用できるよう、タブレットの管理・保守を実施しています。
学習用タブレットも含め、小中学校の情報教育を推進する事業に、約6,200万円のふるさと納税を活用しています。
 

2．学校給食費への支援

学校給食を生きた教材として、地産地消を推進した給食を提供するなど、献立の充実に努めています。

近年の物価高騰で給食にかかる費用も値上がりしていますが、ふるさと納税約5,300万円を活用し、
値上がり分を補填し、子育て世帯の負担を軽減しています。

3．妊婦健康診査の充実

妊婦さんの健康とおなかの赤ちゃんのために、妊婦健康診査への支援（助成）を行っています。

また、市独自の事業として、マタニティ歯科健康診査への助成を行っています。

4．持続可能な農業への支援

農作業の効率化のために、スマート農業への支援や、土地改良事業を行いました。

↓スマホから田んぼへの入水を調整できる装置

千渡地区圃場整備（整備前）                   →                      （整備後）

5．保育の充実

市内保育園では、木工の街らしく、木のあたたかみを感じられるトイレに改修しました。

また、園内外の移動や、緊急時には園児の避難にも使えるカートを導入し、保育活動に活用しています。

6. 子育て支援団体への支援

子育て支援団体の活性化及び保護者の交流の場を作るために、子育て支援イベントの開催に係る経費を助成しました。

↓助成を受けて実施されたイベントの1つ「レインボーまつり」の様子

7．環境に優しいまちづくり

市の環境美化を推進する「きれいなまちづくり推進員」の活動支援や、花いっぱい運動などの美化活動のほか、地球にやさしい機器の導入の支援（補助）を行っています。
↓推進員による清掃活動                              ↓花いっぱい運動

↓低炭素化促進設備導入補助事業を受け導入した太陽光発電設備（左）・電気自動車（右）

8．市民協働・共創のまちづくり

住民コミュニティ活動支援のために、活動支援補助金を交付しています。