松井市長就任あいさつ(2024.6)
本日6月21日付けをもちまして、鹿沼市長に就任しました、松井正一です。
鹿沼市民の皆様、そして多くの皆様にお世話になりながら、本日を迎えることができました。どうぞよろしくお願いいたします。
就任にあたり、私の目指すこれからの鹿沼市に対する思いと当面の市政業務に関するいくつかの点について、ご報告を兼ね、会見をさせていただきたいと思います。
まず私、松井正一でありますが、21年ぶりに鹿沼市の庁舎に戻って参りました。
大変感慨深い思いで今おりますけども、山積する鹿沼市の未来に向けての課題、人口減少対策、少子高齢化対策、いろいろあろうかと思っております。一つ一つ現在進められている市政の状況を、私がこの間、市長選挙でも訴えて参りました、「市民が主役の政治」、「市民が主役の鹿沼をつくる」という視点に沿って、頑張っていきたいなと思っております。
私は「全国一、庶民的な市長を目指したい」、今そんな思いでいます。
市民の代表として、市長として仕事をするのはもちろん、市民目線ということを大切にしながら、気軽に声をかけていただける、また私も声をかける、そんな日常のコミュニケーションの中から、市政の発展のために、そして、これまで4期16年、佐藤信市長が培ってこられた鹿沼市政を、進化発展することができるよう、全力を尽くしていきたいと思っております。
そのためにも、具体的な政策遂行のために、対話、そして情報公開、これらを重んじつつ、その具体については、早速、これからどのように展開を図っていくか、執行部とも協議をしながら検討していきたいと思っているところでございます。
これからの市政を執行するにあたって、何点かご報告をいたします。
まず本日、着任直後に、現福田義一副市長、そして中村仁教育長に対しまして、私、松井の方から、引き続きその任を全うしていただきたいという要請をいたしましたので、ご報告をいたします。
私が掲げた政策をこれから進めていくにあたって、既存の鹿沼市の総合計画や諸計画をこれからある意味補強修正する部分もあろうかと思います。
そうした様々な対策作業を進めるにあたって、力が必要でありますので、私からお2人に対して、そのことを要請させていただきました。
2点目でありますが、熱中症対策を含めて、現在鹿沼市におきましては、平成30年度から継続をしております、クールシェアスポットの取組みを、本来ですと、7月からの予定を立て、準備をしておりましたが、今月に入り、30度を超える真夏日が何回も記録をされているという現状をかんがみまして、早々にクールシェアスポットをスタートさせことを指示をいたしました。
来週にもスタートすべく、環境部を中心にその具体的な準備に入っていくと思いますので、私からご報告いたします。
私の政治姿勢でもありますが、市民にとって必要なことはすぐに実行したい。
私は選挙の折にも挑戦する鹿沼市、挑戦する鹿沼市役所ということを掲げて頑張って参りましたが、言葉を言い換えますと、「鹿沼チャレンジ」ということで、できることをすぐやっていく、その一環で、早速そのような対応をしていきたいと思っています。
それからハラスメントの関係でありますが、この間全国各地では、首長の相次ぐハラスメント等による辞任に追い込まれるといった大変残念なニュースも飛び交っております。
私、松井正一は、私自身がハラスメント撲滅宣言、これを行うことから、これからの鹿沼市の姿勢においても、例えばカスタマーハラスメントに対する取り組みとか、いろいろなことが考えられると思いますが、市民の皆様に対しても、私たちは行政サービスを熱意を持って遂行していくことはもちろんですが、お互いに信頼関係を保ちながら、業務を遂行するためにも、窓口応対をはじめとする様々な場面において、お互いにそういうことを大切にしながら、よりよい市役所づくりを邁進していきたいと思っております。その先頭に立つ私が、まずはハラスメント撲滅宣言を今日皆様の前で宣言をさせていただきます。最後になりますけども、今年も、異常気象が心配されます。
昨年来、酷暑ということで、熱中症で大変多くの方が救急搬送されるなど、今年も想定されるのではないかと思っていますし、また災害という面で考えますと、今まさに九州南部地方を中心に、線状降水帯の発生というニュースも飛び交っており、この鹿沼市におきましても、皆様ご承知の通り、平成27年度には、関東東北豪雨ということで、まさに線状降水帯の被害に見舞われた地域でもございます。
「備えあれば憂いなし」、災害対応についても、常に市民の健康や命を守るという視点を大切にしながら、全力で当たっていきたいと思っておりますので、これから関係部局ともしっかりと備えていきたいと思っております。
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