本庁舎駐車場内ロータリーの2本の赤松は、昭和55年の旧庁舎における新館完成に伴い、旧上都賀庁舎(現鹿沼郵便局)から移植したものであり、市役所を訪れる方々だけでなく、多くの市民の皆様に愛されてまいりました。

これまでにも、定期的な維持管理はもちろんのこと、樹勢回復のための樹幹注入などその都度必要な対応策をとってまいりましたが、この内の1本が、平成30年頃から葉枯れが目立ち始めたため、樹木医の指導の下、維持管理に努めてまいりました。

しかしながら、この度、「一部生き残る枝もあるが、それでは幹や根のエネルギーとして十分に補うことはできず、倒木の恐れもある。」との見解をいただくに至りました。なお、原因は特定できませんが、複合的な要因(病気・害虫等)とのことです。

つきましては、誠に残念でありますが、倒木による被害等を回避するため、枯れた赤松の伐採を、令和6年5月11日土曜日に行います。

伐採後は、鹿沼市造園建設業協会様よりご寄付の申し入れのございました「しだれ桜」を新たな樹木として植栽したいと考えており、植栽は秋以降の適期に行う予定です。