景観重要建造物・樹木
概要
鹿沼市では、景観計画区域内の良好な景観の形成に重要な建造物を景観重要建造物として、樹木を景観重要樹木として指定しています。
景観重要建造物
第1号(平成28年4月1日指定)
名称 十二社神社(建築物:十二社神社社殿、工作物:十二社神社鳥居)
所在地 鹿沼市上田町1885
建造年 西暦1532年(天文元年)
構造 (社殿)木造一階建
(鳥居)木造
特徴 本神社の社殿は、流造りの屋根、通肘木が三本で重層の腰組とその上にめぐらされた縁があり、大羽目三面には室町時代に用いられた技法を用いた浅浮彫の彫刻が施されています。また、本神社の鳥居は、笠木及び鳥木に反りがある四脚鳥居です。本神社は、都市の中において古くからのまちの営みを伝える歴史的な外観を有しています。
第2号(平成30年4月1日指定)
名称 狐ヶ森稲荷神社(おとがもりいなりじんじゃ)(建築物:狐ヶ森稲荷神社社殿、工作物:狐ヶ森稲荷神社鳥居他)
所在地 鹿沼市府所町220-2
建造年 西暦1918年(大正7年)
構造 (社殿)木造一階建
(鳥居)石造
特徴 本社殿の向拝部分には、柱に龍、木鼻に獅子、虹梁に狐と各所に彫刻が施され見事であり、彫刻屋台を有する鹿沼市に相応しい外観を有しています。
景観重要樹木
第1号(平成28年4月1日指定)
樹種 イチョウ
所在地 鹿沼市上田町1885(十二社神社境内)
特徴 樹齢約480年、高さ約20メートル、周囲約5メートル。その樹容は均整がとれ、同時に威厳を備えています。
第2号(平成28年4月1日指定)
樹種 枝垂れ桜
所在地 鹿沼市上田町1896(光明寺境内)
特徴 樹齢約100年、高さ約10メートル、周囲約2.9メートル。樹形が縄目のようにねじれあがっている等、均整がとれ威厳を備えすべてを包み込むような樹形を有しています。
第3号(平成30年4月1日指定)
樹種 枝垂れ桜
所在地 新鹿沼駅西土地区画整理事業 46街区(段ノ浦公園内)
特徴 高さ約16メートル、枝幅約13メートルと非常に立派で、小藪川の水辺に映え、地域の景観形成のシンボルとなっています。
募集について
毎年(6月から7月ごろ)、景観重要建造物・樹木の募集を行っております。募集期間が始まりましたら、ホームページや広報でお知らせしますので、ぜひご応募ください。
また、募集期間以外でも相談や情報提供は随時受け付けておりますので、地域のシンボルになっている建造物や樹木がありましたら都市計画課までお気軽にお問合せください。
→令和2年度の募集は終了しました。