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新型コロナウイルス感染症対策について(2020.3)

本市における、新型コロナウイルス感染症対策の現在までの経過をお話しさせていただきます。国内での発生が複数報告されたことを踏まえ、1月30日に「鹿沼市新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置し、必要に応じて本部会議を開催してまいりました。
第1回対策本部会議では、市民への情報提供・まん延防止対策の実施を決定し、2月7日からは、市公式ホームページにおいて感染症に関する市民への情報提供を開始しました。
さらに、2月25日の第2回対策本部会議においては、イベント等の開催に関する考え方などについて決定し、3月5日には、感染症予防に関する啓発チラシを新聞折り込みとして市内全域に配布しました。
また、政府からの休校要請を踏まえ、2月28日に第3回本部会議を開き、子どもや保護者の皆様の実情を考えると大変悩みましたが、市民の皆様の健康と安全を最優先と考え、3月2日から15日までの市内小中学校の休業を決定したほか、一部施設の閉館やイベントの中止についても当面15日までを目安としました。
しかし、国内における感染拡大について、終息が見通せない状況にあることから、3月10日の第4回対策本部会議において、市内小中学校を3月16日~24日まで休業延長としたほか、市主催イベントの中止期間および市施設等の休館期間を3月31日まで延長することとしました。
また、小中学校の休業については、各校の判断で登校日を設定できるようにしたほか、保護者が仕事等により、やむを得ず児童生徒を見守ることができない場合には、それらの児童生徒を学校で受け入れることを決定しました。
さらに、3月20日の第5回対策本部会議の決定事項といたしまして、春休み期間中につきましても、学校での児童生徒の受け入れを継続するとともに、児童生徒の運動不足やストレス解消を図るため、各学校の実状に応じ、校庭を開放することとしました。
授業の再開につきましては、4月8日の新学期から通常どおり授業を再開したいと考えておりますが、感染拡大のリスク等を十分検討した上で、適宜判断してまいります。
なお、企業支援策として、新型コロナウイルス感染症の影響により、対象となる融資を受けた中小企業者に対し、経営の安定化を促進するため、3月2日から利子補給を実施しています。
感染の拡大を防ぐためには、今が重要な時期であります。一人ひとりが咳エチケットや手洗いなどを実施するとともに、人混みや換気などに十分に注意を払っていただくことが重要です。
市民の皆さんには今後も感染予防に向け、ご理解ご協力をお願いいたします。
なお、市職員に対しては、3月18日付けで、海外への渡航など、感染の恐れがある行動を厳に慎むよう、周知徹底いたしました。
 

 

担当課・問い合わせ先

健康課/0289-63-8311


掲載日 令和2年3月23日

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