このページの本文へ移動
色合い 標準 青 黄 黒
文字サイズ 標準 拡大 縮小
RSS
トップ > モダン広重の描く昭和風景!大貫芳一郎展開催(2021.8)

モダン広重の描く昭和風景!大貫芳一郎展開催(2021.8)

川上澄生美術館では「モダン広重(ひろしげ)の描く昭和風景大貫(おおぬき)(よし)一郎(いちろう)」展を開催します。
大貫 芳一郎 は上久我の出身で、昭和初期に活躍した版画家です。その優れた風景描写から、浮世絵師(うきよえし)歌川(うたがわ)広重(ひろしげ)になぞらえて「モダン広重(ひろしげ)」と評されました。
上京して絵を学んだのち、1930年代を中心に多くの展覧会に作品を出品し、高い評価を得ました。とりわけ1931年には、「帝国(ていこく)美術院(びじゅついん)展覧会」という権威ある展覧会の洋画部門に木版画を出品し、見事入選を果たしています。
1945年に37歳の若さで亡くなった後は、活動期間の短さと作品の少なさから、これまでほとんど注目されることがありませんでした。
今回の展覧会は、大貫(おおぬき)(よし)一郎(いちろう)のまとまった数の作品を紹介する初の機会です。優れた色彩感覚と巧みな技法によって描写される、昭和初期の美しい風景版画を、ぜひこの機会にお楽しみください。

担当課・問い合わせ先

川上澄生美術館/0289-62-8272


掲載日 令和3年8月23日 更新日 令和3年9月14日

最近チェックしたページ

このページを見た人はこんなページも見ています