上南摩に温泉を掘りました！～西北部地域の観光拠点施設整備～

鹿沼市西北部地域は、市内を流れるほとんどの川の源流域であると同時に、

県南や茨城県、埼玉県、千葉県などの下流域に暮らす人たちにとっての水源地域でもあります。

その西北部地域に位置する上南摩町では、独立行政法人水資源機構により、思川開発事業（南摩ダム）の建設が進められています。

そこで、本市では、地域振興を担う観光拠点として、「水源地域振興拠点施設」の整備を進めています。

その第一弾として、地元から要望が高かった温泉施設を作るために、温泉掘削工事を行いました。
令和元年から工事を開始し、令和2年4月に地下1500メートルまでの掘削が完了しました。

地下からくみ上げた水を分析したところ、温泉の基準を満たす成分が含まれていることが確認できました。

今後は、令和6年度の開業に向けて整備を進めてまいります。
 

※皮膚を清浄化し、肌を滑らかにする効果があることから、一般的には「美肌の湯」とも呼ばれています。


【掘削工事現場の様子（現在は撤去済み）】


【温泉水をくみ上げて採取しているところ】


【地元説明会の様子】