職員の懲戒処分の公表について
職員の懲戒処分を行いましたので、公表いたします。
- 事件の概要
令和元年東日本台風により被害を受けた農地、農業用施設等の復旧のため、経済部農政課が発注した工事において、本市が支払うべき工事請負代金が未払いとなっていることが判明。受注業者への遅延損害金が発生しました。
このことに関係した職員が、長期間にわたり予算要求や支払いに関する必要な事務処理と、上司に対する報告を怠ったことにより、職務怠慢として処分を行いました。
※支払額 ・未払額 86,757,000円
・支払い遅延による遅延損害金 5,135,300円
- 処分内容
所属部署 |
職名 |
年齢 |
性別 | 処分内容 |
経済部農政課 |
主幹 | 57 | 男 | 減給(10分の1×4か月) |
経済部農政課 |
主幹 | 60 | 男 | 減給(10分の1×3か月) |
経済部農政課 |
副主幹 | 46 | 男 | 減給(10分の1×2か月) |
※所属部署のみ当時。職名、年齢は現在のもの。
※このほか、指導的な処分として、問題発覚時の管理職2名に対して、文書訓告を実施。
- 処分年月日
令和5年12月4日(減給の効力発生日は令和6年1月1日)
- 市長コメント
本市の職員が、工事請負代金の支払いを遅延させ、市に損害を与える事案が発生したため、職務怠慢を事由として、令和5年12月4日付で処分いたしました。
市民の皆様の市政に対する信頼を、著しく失墜させましたことにつきまして、心よりお詫び申し上げます。
日頃より、服務の徹底等について通達をしておりましたが、このような事案が発生したことは、公務員として、また社会人としてもあるまじき行為であると、厳粛に受け止めているところです。
今後は、より一層、職員の服務規律の遵守を徹底するとともに、再発防止策として、各種規則や規定、事務処理マニュアルの見直しや研修を実施するなど、基本に立ち返り、職員一丸となって市民からの信用回復に全力で取り組んでまいります。
令和5年12月4日
鹿沼市長 佐藤 信