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トップ市の計画・取り組み情報化> 令和3年度RPA導入結果

令和3年度RPA導入結果

RPA導入のねらい及び対象業務の一覧は、こちらをご覧ください。

令和3年度のRPA導入結果は以下のとおりです。

1.結果

本市の業務においてもRPAは有効であることが分かりました。
結果表
狙い 結果 内容
業務時間の削減 7業務で年間355時間の削減見込みとなりました。
紙文書削減に向けた作業での活用 1700枚の申請書を7.2時間でデータ化可能になりました。
業務分析に伴う職員のスキルアップ RPAの導入に伴い申請書及び業務内容について分析する機会を得られました。
しかし、RPAの実装作業を業務担当職員が実施することはできませんでした。
職員の意識の改革 効果を実感できるものであったためか、導入前と比較し、RPA導入に対して意欲的な意見が見られました。 
 

 2.時間の削減効果

8業務中7業務で作業時間の削減が見込まれ、その合計は年間で355時間となりました。
削減時間一覧

3.紙文書の削減にむけた作業での活用

1700枚の申請書(0.17ファイルメーター)を7.2時間でPDFファイルに変換することが見込めました。また、当該PDFには検索性を高めるため申請書上に記載のあるコードを付与しています。
なお、今回は実験的な導入ですが、今後全庁的に利用すれば紙文書の削減に貢献できることが見込まれます。
削減文書
 

4.来年度に向けた課題

(1) 業務担当者によるRPA実装の必要性
今年度は、新庁舎移転や新型コロナ対応等の理由から、シナリオ作成等の導入作業を情報政策課及び外部のコンサルのみで実施しました。
しかし、将来的には、業務担当者によるシナリオ実装及び修正が可能とならなければなりません。

(2) RPA導入業務の選定に係る基準の明確化
税務課のように、ヒアリング段階では、効果が見込まれると判断した業務であっても、効果が得られないケースは今後も考えられます。
そのため、ヒアリング及び業務選定時に明確な基準を定め、事前にふるいにかけらるよう明確な基準を定める必要性があります。

5. 来年度以降の取り組みについて

(1) RPA導入の継続
外部のコンサルを利用することなく、本市職員のみでRPA導入を継続します。

(2) 業務担当職員によるRPAの実装
業務担当職員がRPA実装知識を得られるよう、シナリオ作成をメインで実施し、情報政策課がサポートを行います。

(3) 業務選定時のヒアリング及び採点基準の見直し
今年度の導入経験を基に、ヒアリング及び選定の採点基準を明確かつ詳細にし、効果の得やすい業務が選定されるように見直します。

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掲載日 令和4年2月21日
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