ナガミヒナゲシに注意しましょう!
ナガミヒナゲシとは?【外来生物(植物)】
- ヨーロッパ地中海沿岸原産の一年草で、高さ20から60センチメートル程に成長、4月頃から6月頃に道端や空き地などで直径3センチメートル程の花を咲かせます。
- 一個体に100個程度の果実をつけ、一つの果実には1,600粒程度の種子が入っており、爆発的に広がる恐れが指摘されています。
- 現在、国の環境省が駆除対象として指定する特定外来生物ではありませんが、他の植物の育成を妨げる成分を含んだ物質を根から出すことから、生態系等に影響を与える植物です。
【特徴】 高 さ : 20から60センチメートル程度 開花時期 : 4月~6月 花弁の色 : 紅色、若しくはオレンジ色 生育場所 : 日当たりが良いところを好みます。 荒れ地や道路と側溝の隙間にも生えます。 |
ナガミヒナゲシを見つけたら・・・
- 在来植物の保全を必要としている地域や増えると困る場所では、駆除する必要があります。
駆除の方法
- 自宅の庭などにガーデニング目的以外で生えているのを見つけた場合は、種ができる前に除草し、透明または半透明の袋に入れて、燃やすごみの収集日に出してください。
- 種ができている場合は、種が飛ばないよう十分注意してください。
- また、除草作業の際は怪我などを防止するため、長袖の服や作業用手袋などを着用して、できるだけ肌を露出しないようにしましょう。
参考リンク
環境省自然環境局ホームページ:生態系被害防止外来種リスト(外部リンク)
掲載日 令和元年5月20日
更新日 令和6年9月3日
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