平成27年度「奥の細道サミット鹿沼大会」の開催について(2014.4)
本市は、平成23年度に奥の細道サミットに加盟し、翌平成24年度には奥の細道サミット開催地に名乗りをあげました。
その結果、平成27年度のサミット開催地として正式に決定いたしました。
松尾芭蕉は江戸を発って三日目、間々田から栃木市の「室の八島」を経て、そこから日光へ向かう途中で鹿沼に一泊しました。これは同行した曾良の記録によって確認ができます。
芭蕉が鹿沼を訪れたことによって、鹿沼には芭蕉にまつわる様々な言い伝えが残っています。
これらをたどることは芭蕉の旅した時代に思いを馳せるきっかけとなることから、市ではこの記録を観光資源ととらえています。
そこで本市では、奥の細道サミットを開催することで、鹿沼に残る様々な物語を楽しんでいただくと同時に、本市の魅力も味わっていただきたいと考えております。
今年度は、奥の細道サミット鹿沼大会へ向けたプレ事業を展開してまいります。内容といたしましては、今後サミットの実行委員会を立ち上げるとともに、5月18日に開催されます「芭蕉の笠替え行事」への支援を行います。この日はJR東日本主催によります「駅からハイキング」も同時開催の予定となっており、コース途中でこの笠替え行事と出会うタイムスケジュールになっております。
また、サミット鹿沼大会周知のため、今月6日には岐阜県大垣市で開催されました「春の芭蕉祭」へ出展し、芭蕉の好物であり鹿沼の特産でもある「そば」と「こんにゃく」を販売しながら、鹿沼大会の開催を印象づけました。
また、今月29日には東京都荒川区で開催されます「川の手あらかわまつり」に同様の出展をいたします。
このように年間を通じて、市内外でサミット開催地としての知名度を高め、気運を盛り上げてまいります。
(担当課:観光交流課/0289-63-2188)