本市では、令和元年6月に同性カップルを婚姻相当の関係とする「鹿沼市パートナーシップ宣誓制度」をスタートいたしました。4月1日からは、多様な家族の在り方を支援するため、同性のカップルの子どもも家族であることを証明する、ファミリーシップへと枠組みを広げ、「鹿沼市パートナー＆ファミリーシップ宣誓制度」としてスタートさせます。
本制度は、子どもはパートナーのいずれか又は双方の実子、養子、里親制度を利用する等、公的に証明できる関係であることとしています。
また、子どもが18歳の成人になることで、本制度から離れることはなく、解消の手続きの申請がない限り、有効であることが本市の制度の特徴となっています。
利用できる行政サービスとしては、「市営住宅の入居申込み」や「高齢者運転免許自主返納支援」等の事業に加え、今回の制度スタートに合わせ、「犯罪被害者等支援事業」、「母子健康手帳の交付」、「保育所等入所支援」、「救急搬送証明願」の4つの事業を追加します。
この制度により、誰もが暮らしやすい「やさしいまち鹿沼」の実現に向け、取り組みを展開してまいります。