雲?雲!?雲!!雲の百面相展
私たちが空を見上げると、往々にしてあるもの。それが雲です。
かつて清少納言は『枕草子』のなかで「雲は、白き。紫。黒きも、をかし。風吹くをりの雨雲。明け離るるほどの黒き雲の、やうやう消えて、白うなりゆくも、いとをかし。朝に去る色とかや、詩にも作りたなる。月の明かき面に、薄き雲、あはれなり。」と書き、日々移ろいゆく雲のありように心を動かされました。
それから1,000年後の今日。時代は大きく変わりましたが、雲は変わらず。近代・現代の木版作家が描く雲はまさに百面相!穏やかな雲、静かな雲、激しい雲、何かおかしな雲など、いろいろな表現を見ることができます。
本展では、当館のコレクションのなかから選んだ様々な雲の作品を紹介し、それぞれの雲の表現や作家が雲に寄せた想いに迫ります。
とき
令和6年4月13日(土曜日)~9月1日(日曜日)
開館時間:午前9時から午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
ところ
川上澄生美術館 2階展示室
休館日
月曜日(4/29、5/6、7/15、8/12は開館)、4/30(火曜日)、5/7(火曜日)、6/25(火曜日)、7/16(火曜日)8/13(火曜日)
入館料
一般300(200)円、高校・大学生200(100)円、小・中学生100(50)円
( )内は20名以上の団体料金
- 毎週土曜日は小中学生入場無料。
- 第3日曜日は家庭の日のため、鹿沼市内の中学生の子供と、同伴のご家族は無料。
- 障がい者手帳の交付を受けている方とその介助者1名は無料。
- 6/15(土曜日)は栃木県民の日関連事業のため無料、9/1(日曜日)は洋燈忌(川上澄生の命日)のため無料。
関連イベント
(1)川上澄生《初夏の風》特別展示
世界的版画家の棟方志功(1903-1975)が版画の道を志すきっかけになったことでも知られる川上澄生の代表作《初夏の風》を期間限定で特別展示します。
とき
令和6年4月20日(土曜日)~6月2日(日曜日)
ところ
川上澄生美術館 2階展示室
備考
観覧には当日の企画展チケットが必要です。
(2)講座「掬翠園『慶雲郷』にまつわるエトセトラ」(要申込)
鹿沼で雲といえば、鹿沼三名園のひとつとして知られる掬翠園「慶雲郷」!
掬翠園の魅力をもっと知るための講座を実施します。
風光明媚な庭園や、部屋を彩る襖絵を眺めながら、掬翠園の魅力や鹿沼市の文化や観光の魅力をお話しします。
とき
5月25日(土曜日)10:00~11:30
ところ
掬翠園(屋台のまち中央公園内[鹿沼市銀座1丁目1870-1])
講師
鹿沼市教育委員会事務局文化課、鹿沼市観光協会、川上澄生美術館
定員
20名
参加料
無料
申し込み
5月4日(土曜日)午前9:00から、川上澄生美術館へ電話(0298-62-8272)、もしくは直接来館し、申し込み。
(3)先着100名!美術館で花火柄ポチ袋をもらおう!
5月25日(土曜日)に実施されるさつきグルメフェア&花火(新しいウィンドウが開きます)に合わせて、当日の来館者100名に花火柄の版画ポチ袋をプレゼントします!
齋藤千明館長(版画家・白鷗大学教授)によって1枚1枚刷られた版画でできた豪華なポチ袋です!
とき
5月25日(土曜日)9:00~17:00
16:30最終入館、なくなり次第終了
ところ
川上澄生美術館
(4)館長と楽しむ作品鑑賞会
川上澄生美術館長の齋藤千明氏の解説を聞きながら、展覧会場を巡ります。
とき
6月15日(土曜日)14:00~14:30
ところ
川上澄生美術館 2階展示室
講師
川上澄生美術館長齋藤千明氏(版画家・白鷗大学教授)
申し込み
不要
※ただし、当日の企画展チケットが必要です。
展覧会パンフレット
出品作品リスト
美術館ホームページ(外部リンク)
川上澄生美術館の情報はこちらでもご覧いただけます。