家庭での省エネ
このページは情報量が多いため、ページ内リンクが設定されています。
地球温暖化にストップをかけるには、私たち一人ひとりが省エネルギーに関する意識を持ち、生活の場で実践することが大切です。一人では少ない効果も、皆で省エネすれば、大きな効果が得られます。
家庭での省エネと温室効果ガスの関係
2023年度の日本の発電量割合は、再生可能エネルギーが22.9%、火力が68.6%、原子力が8.5%(※1)でした。火力発電は石油や石炭、天然ガスといった化石燃料を燃焼するので、たくさんの温室効果ガスが排出されています。
また、世帯当たりの年間二酸化炭素排出量は2.52t-CO2であり、その内電気が68.7%(※2)となっているため、家庭での省エネ・節電は、温室効果ガスの排出量削減に非常に効果的であるといえます。
※1経済産業省「令和5年度エネルギー需給実績(速報)」から引用
※2環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査令和5年度調査」から引用
家庭でできる省エネルギー対策
自分のライフスタイルに合った省エネを見つけ、1つずつでも実践してみましょう!
こまめに消灯する |
白熱電球をLED電球に交換する |
見ていないテレビは主電源を切る |
![]() |
![]() |
![]() |
コンセントを抜いて待機電力を 減らす |
冷房は室温28℃、暖房は室温20℃を 目安に設定する |
長時間の保温はしない |
![]() |
![]() |
![]() ![]() |
洗濯物はまとめて洗う |
冷蔵庫は詰め込みすぎない (冷凍室は詰め込む) |
お風呂は間隔をあけずに 続けて入る |
![]() ![]() |
![]() |
![]() |
暖房便座はふたを閉める |
歯みがき中、 水を流しっぱなしにしない |
できるだけ公共交通機関を利用して 移動する |
![]() |
![]() ![]() |
![]() |
古い家電を見直してみませんか?
最近の家電製品は省エネ性能が進化しています。古い家電は電気消費量が多いため、買い替えた方が省エネ&電気料金もお得になる場合があります!
省エネ家電の選び方
資源エネルギー庁が推進する「統一省エネラベル」を見ると、家電の省エネ性能を簡単に把握することができます。製品ごとに省エネ性能は異なるため、家電購入の際には、統一省エネラベルを見てみましょう。
どの家電の買い替えがおすすめ?
特に消費電力量が多い家電は次のとおりです。この4つで家庭における消費電力の50%を超えます。
省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」でも買い替え効果がわかります。
順位 | 家電の種類 | 割合 | 省エネ性能 | 年間の削減電気代 |
1 | エアコン | 14.7% | 10年間で約15%UP | 約4,150円 |
2 | 冷蔵庫 | 14.3% | 10年間で約35%UP | 約4,430円 |
3 | 照明 | 13.5% |
白熱電球からLEDで約86%UP |
約2,880円 |
4 | テレビ | 9.4% |
10年間で約42%UP |
─ |
出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査(家庭CO2統計)」
(一財)家電製品協会「スマートライフおすすめ BOOK」2021年度版
このほかにもたくさんの省エネのヒントが紹介されています。ぜひ参考にして、省エネ&家計の節約にチャレンジしてみましょう。
おうちチェックリスト(とちぎ気候変動対策ポータルサイトへリンク)
無理のない省エネ節約(資源エネルギー庁へリンク)
エコドライブ10のすすめ(エコドライブ普及推進協議会へリンク)
かぬまの環境情報紙も参考にご覧ください!!
家電製品等の買い替え時に、エネルギー消費効率の良い機器を選ぶことも、省エネになります。
機器の買換えで省エネ節約(資源エネルギー庁へリンク)