玉田囃子
名称
玉田囃子
(たまだばやし)
基本情報
江戸時代から明治時代
指定
市指定(平成7年6月21日)
市指定(平成8年5月23日)
市指定(平成19年10月31日)
所在地・アクセス
玉田町832
東武日光線北鹿沼駅より徒歩10分
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保存団体
玉田囃子保存会(玉流会)
玉田囃子上組保存会
玉田下組囃子保存会
成り立ち・見所
玉田囃子は小松流の五段囃子で、五段のほかに、キリン・カッコ・キントウシ・道中囃子も演奏されます。玉田村は元禄(げんろく)元年(1688)に分け郷(ごう)になり、祭礼も分かれて行われることになったと思われますが、本来は一村であり、鹿島(かしま)神社を鎮守(ちんじゅ)としてきました。江戸時代中頃には道中囃子が演奏され、地囃子の素地を生かして、祭り囃子が導入されたとも考えられますが、現在の「小松流」を称するようになったのは、明治時代に玉田が一つの村としてまとまって祭礼を行なうようになったとき、三松(音松・磯松・久松)師匠といわれる指導者によって五段囃子の指導がなされてからと考えられます。現在、玉田囃子を伝承している団体は三団体あり、それぞれ、
玉田囃子保存会(玉流会)は、鹿島神社(1月7日・9月19日・年番)、愛宕(あたご)神社 (1月20日)、琴平(ことひら)神社(旧2月10日・旧10月10日)において、また、今宮(いまみや)神社付け祭り(10月)には銀座2丁目屋台囃子の囃子方として演奏します。
玉田囃子上組保存会は、鹿島神社(1月7日・9月19日・年番)、八坂神社(4月15日・9月15日)において、また、今宮神社付け祭りには戸張町(とはりちょう)屋台囃子の囃子方として演奏します。
玉田下組囃子保存会は、鹿島神社、八坂神社祭礼および今宮神社祭礼の御成橋町屋台囃子方として演奏しています。