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トップ教育委員会計画・方針> インクルーシブ教育システムの構築に向けて

インクルーシブ教育システムの構築に向けて

鹿沼市では、共生社会の実現に向け、障害の有無にかかわらず、共に学びあい、共に生きていくための力を育めるよう、インクルーシブ教育システムの構築を目指しています。

 

インクルーシブ教育システムとは


人間の多様性の尊重等を強化し、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者とが共に学ぶ仕組みです。そこでは、障害のある者が一般的な教育制度から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人的に必要な「合理的配慮」が提供されること等が必要とされています。
つまり、インクルーシブ教育システムにおいては、「同じ場で共に学ぶことを追究する」とともに、「個別の教育的ニーズのある児童生徒に対して、自立と社会参加を見据えて、その時点で教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供する」ことが重要です。
参考:障害者の権利に関する条約・中教審初等中等教育分科会報告

 

地域実践研究事業


鹿沼市では、各小中学校においてインクルーシブ教育システムが構築できるよう、市内の先生方への理解啓発と教員の専門性の向上を目的に、国立特別支援教育総合研究所の「地域実践研究事業」「地域支援事業」に参画し、実践研究を進めてまいりました。


その取組は、下記リーフレットにて紹介しています。

 

参考:

【国立特別支援教育総合研究所】

  • 地域実践研究事業への参画(H30年度~R2年度)
  • 地域支援事業への参画(R3年度・R4年度)


pdfインクルーシブ教育システムの構築に向けて(平成30年度)(pdf 558 KB)
pdf鹿沼市におけるインクルーシブ教育(令和元年度)(pdf 962 KB)

 

モデル校(鹿沼市立南摩小学校)における取組


モデル校では、インクルーシブ教育システムの構築に向けて、校内体制整備や具体的な支援の実践研究を行いました。
令和元年度より、校内研修体制の整備、特別支援コーディネーターの役割の明確化、個のニーズに対応した授業づくりを中心に取り組んでおります。
授業づくりでは、「よろしくお願いシート」を活用し、個のニーズを把握し、わかりやすい授業づくりを目指しました。
(「よろしくお願いシート」は、国立特別支援教育研究所「H29年度特別支援教育専門研修発達障害・情緒障害・言語障害コース研修レポートを参考に作成)

pdfよろしくお願いシート(南摩小version)高学年用(pdf 214 KB)

 

インクルーシブ教育システム構築のために

基本的な方向性

〇障害のある子どもと障害のない子どもが、できるだけ同じ場で共に学ぶことを目指します。

〇それぞれの子供が、授業内容を理解し、学習活動に参加している実感・達成感をもちながら、充実した時間を過ごすことを目指します。

〇最も本質的な視点である生きる力を身に付けることを目指します。

 

この視点で日々の授業改善に取り組んでまいります。

 

参考:「障害のある子供の教育支援の手引~子供たち一人一人の教育的ニーズを踏まえた学の充実に向けて~」文部科学省(令和3年6月)


掲載日 令和2年3月10日 更新日 令和7年12月17日
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〒322-0064 栃木県鹿沼市文化橋町1982-18(市民情報センター 4階)
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