水害、土砂災害時の適切な避難行動について
災害はいつ、どこで起こるか分かりません。
常に災害に対して備えを十分にしておくこと、そして、災害が発生した際はどのような行動を取るべきかを知っておくことが大切です。
1避難の際のポイント
- 避難とは、「難」を「避ける」こと。つまり「安全を確保すること」です。
- 安全な場所にいる人は、豪雨の中屋外に出るなどの危険をおかしてまで、避難場所等へ行く必要はありません。
- 市の開設する避難場所だけでなく、安全な場所にある知人宅や親戚宅なども避難先として検討し、普段から相談しておきましょう。
- 市が開設する避難場所以外への避難は、「3密」を防ぎ、感染症拡大防止の観点からも重要です。
- 危険な場所にいる場合は、高齢者など避難に時間がかかる方は「警戒レベル3」、その他の方は「警戒レベル4」で避難してください。
- 豪雨時の屋外避難は大変危険です。車での移動は水没等の危険があるため、控えましょう。
- 危険な状態になる前に、安全な場所へ移動しておくことが大切です。
2警戒レベルを用いた避難情報の発令について
令和元年5月末より、水害・土砂災害について市町が発令する避難情報と、国・県等が発表する防災気象情報を5段階に整理した警戒レベルの運用が開始されました(令和3年5月に避難情報等見直し)。
これは、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の教訓を踏まえ、避難のタイミングを明確にし、逃げ遅れを防止するために導入されたものです。
危険な場所にいる場合、高齢の方など避難に時間がかかる方は「レベル3」、それ以外の方は「レベル4」で避難を開始し、安全・確実に避難しましょう!
【警戒レベル】 |
【住民がとるべき行動】 |
【住民に避難を促す情報】 (避難情報等) |
発表・発令者 |
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警戒レベル5 |
命を守るための最善の行動をとる
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緊急安全確保※1 ※1災害発生を把握した場合に可能な範囲で発令 |
市町村 |
警戒レベル4 |
危険な場所から全員速やかに避難する
|
避難指示 |
市町村 |
警戒レベル3 |
危険な場所にいる場合、
|
高齢者等避難 | 市町村 |
警戒レベル2 | 避難に備え、ハザードマップ等により、自らの避難行動を確認しましょう。 |
洪水注意報 大雨注意報 |
気象庁 |
警戒レベル1 | 災害への心構えを高めましょう。 | 早期注意情報 | 気象庁 |
3「逃げなきゃコール」をご活用ください
「逃げなきゃコール」は、離れて暮らす家族などに電話で直接避難を呼びかける取り組みです。
家族からの呼びかけは避難を決断する大きなきっかけとなります。
大切な人を災害から守るため、ぜひご活用ください。
~災害時、大切な人を守るためあなたの一言で避難の後押し~
参考
掲載日 令和元年6月11日
更新日 令和5年12月7日
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