消防署のしごと(小学生向け)
消防署の人は、火事があるときだけ仕事をしているの?
それはちがいます。火事や救急は、いつおきるかわからないので、消防署にいて、いつでも出動できるようにしています。
消防署の仕事は、大きくわけると、火事をおきないようにする仕事と、火事などの災害がおきたときの仕事の2つがあります。
火事がおきないようにするため、どんなことをしているの?
建物の検査
建物につける消防用設備などが、法律にあっているのか検査をします。
違反があったときは、それをなおしてもらうよう指導します。
危険物の安全管理
自動車の燃料となるガソリンやストーブなどの燃料となる灯油などは、消防法で危険物に指定されています。
取扱いをまちがえると、とても危険なので、安全に 取り扱うよう、工場やガソリンスタンドに行って、指導しています。
防火講話
火事がおきたときの消火のしかたや、地震がおきたときの対応を知ってもらうために、工場や自治会などで、防火講話を行ったり、消火訓練を行っています。
また、火災予防運動などのときは、ポスターやチラシを配って、火事を出さないように、呼びかけています。
火事などの災害が おきたときは、どんなことをするの?
消火活動
消防車を出動させて、火事を消す仕事です。
救助活動
火事でにげおくれた人や交通事故で車から出られない人を助け出す仕事です。
救急活動
交通事故でけがをした人や急病の人に、応急処置などをして、病院に運ぶ仕事です。
火事がないときは、何をしているの?
- 訓練
火事やいろいろな災害に対応するため、訓練をしています。
- 消防用水点検
火事を消すには、水が必要です。
そのために、消火栓や防火水槽が、いつでも使えるよう、点検をしています。
- 警防調査
もし、工場などの大きな建物が火事になったとき、どうしたら早く消すことができるか、調査し、勉強しています。
掲載日 平成22年10月19日
更新日 平成28年10月6日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
消防本部 消防総務課 消防総務係
住所:
〒322-0045 栃木県鹿沼市上殿町520-1(消防本部・消防署 2階)
電話:
0289-63-1153