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トップ農林業野生鳥獣対策> 毛の抜けたタヌキにご注意ください

毛の抜けたタヌキにご注意ください

市内で「皮膚病にかかった(毛の抜けた)タヌキ」の目撃情報が寄せられることがあります。

タヌキの皮膚病、「疥癬(かいせん)」は、脱水を生じたり、全身性の症状が出たりして重症化しやすく、高い致死率を持つ病気だとされています。

日常生活において人に感染することはまれですが、イヌやネコは疥癬のタヌキとの接触により感染する恐れがあります。

このためペットを放し飼いにしないなど十分注意してください。

特にイヌのお散歩で、ためふんやタヌキが出る場所を歩く際には注意が必要です。

ペットフードが外に放置されているとタヌキが寄り付きやすくなるので、放置せずに片づけましょう。

なお、市では農作物被害や生活環境への被害が起こっていることからタヌキを有害鳥獣と位置づけているためタヌキの保護は行っていません。

疥癬(かいせん)とは

  • ヒゼンダニという動物の皮膚に住み着く小さなダニによっておこる病気です。
  • 感染した動物との接触や、感染した動物と行動圏が重なることで病気に感染します。
  • 人が感染すると、一時的なかゆみや発疹が出て、数日~数週間ほどで症状が治まるとされています。
  • タヌキに限らず他の動物に餌付けしたり、安易に接触することは控えてください。

疥癬のタヌキを見つけたら

感染の恐れがあるため、素手でなくても絶対に触れてはいけません。

疥癬のタヌキは数週間ほどで衰弱し死んでしまう場合がほとんどです。

人が介入することで生態系を乱してしまう可能性もあります。

基本的にはそっと見守りましょう。

 


掲載日 令和6年10月17日 更新日 令和6年10月18日
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