軟骨伝導イヤホンの試験導入を開始しました
軟骨伝導イヤホンの試験導入について
鹿沼市では、「聞こえ」に不安を感じる人が大きな声を出すことなく、プライバシー保護の観点からも安心して窓口でやり取りができるよう、軟骨伝導イヤホンの試験導入を3月11日から開始しました。
まずは、来庁者が多い福祉の窓口へ設置し、有効性や利用状況を検証してまいります。
軟骨伝導イヤホン
イヤホン部分(写真左)と本体部分(写真右)
特徴としては、骨伝導イヤホンに比べ音漏れが少なく、ハウリング(ピーピー音)がありません。また、独自のイコライジング技術を利用しているため、話声が聞き取りやすくなっています。
試験導入窓口
行政棟1階 2番窓口(保険年金課)から6番窓口(厚生課)でご利用いただけます。
利用方法
ご利用を希望される際は、窓口の職員へお申し付けください。
※台数に限りがあるため、ご希望に添えない場合があります。予めご了承ください。
「軟骨伝導」について
軟骨伝導は、2004年に奈良県立医科大学理事長・学長の細井裕司先生が発見しました。従来からある気導経路(音源~外耳道~鼓膜~蝸牛)、骨伝導経路(骨伝導振動子~蝸 牛)とは別の経路(軟骨伝導振動子~耳介軟骨~外耳道~鼓膜~蝸牛)を用いた新しい聴覚です。特徴としては、音漏れがなく、耳穴をふさがないので耳閉感や咀嚼時の雑音を感 じない、左右の内耳に音情報を送るのでステレオ音が得られる、などがあります。
掲載日 令和6年3月12日
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〒322-8601 栃木県鹿沼市今宮町1688-1(行政棟 1階)
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