新型コロナウイルス感染症について
新型コロナウイルスについて
コロナウイルスとは
発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、人に感染を起こすものは6種類あることが分かっています。そのうち、中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)などの、重症化傾向のある疾患の原因ウイルスも含まれています。それ以外の4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占めます。
感染経路と感染力について
飛沫感染:感染者が咳やくしゃみをしたときのしぶきから感染
接触感染:感染者が自分の口や鼻を触った手で、触れたモノ(ドアノブ・スイッチ等)が感染源となり、触れた人が自身の口鼻目等を触れることで、体内に入り感染する
感染力:感染力の評価は感染の拡大とともに変化してきていますが、現在のところ季節性のインフルエンザよりやや高いとされています。
潜伏期間は、2-7日から(多くは4-6日)最大14日程度と考えられています。
新型コロナウイルス感染症の“いま”についての11の知識
令和2年10月29日、新型コロナウイルス感染症対策分科会は、新型コロナウイルス感染症に関する状況とこれまでに得られた科学的知見について、新たに10の知識としてとりまとめました。新型コロナウイルス感染症の発生をさらに抑えるためには、1人ひとりが最新の知識を身につけて正しく対策を行っていただくことが大切ですのでご覧ください。
※令和3年8月より、変異株について追加された「11の知識」が公表されました。新型コロナウイルス感染症に”いま”についての11の知識(厚生労働省)((pdf 3.31 MB)(2021年12月時点)
新型コロナウイルス感染症の“いま”についての11の知識(厚生労働省)(pdf 3.30 MB)(2021年9月時点)
新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識(厚生労働省)(pdf 3.18 MB)(2020年10月時点)
症状について
症状は無症状から、発熱、咳、息切れ等の呼吸器症状のほか、頭痛、咽頭痛、腹痛、味覚・嗅覚の異常等、多岐にわたります。
無症状の感染者も報告され、軽症のまま軽快する方が8割程度と言われている一方で、肺炎が重症化する方もいます。
特に高齢の方、妊婦さん、持病のある方については、発熱、咳、息切れ等の呼吸器症状が現れたら、早めに栃木県コールセンターに相談しましょう。
緊急性の高い症状
本人の症状 | 家族から見た様子 |
・唇が紫色になっている ・息が急に苦しくなった ・生活をしていて少し動くと息苦しい ・胸の痛みがある ・横になれない、座らないと息ができない ・肩で息をしている ・突然(2時間以内を目安)ゼーゼーし始めた ・脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする |
・顔色が明らかに悪い ・いつもと違う、様子がおかしい ・ぼんやりしている(反応が弱い) ・もうろうとしている |
後遺症について
新型コロナウイルスの感染から回復しても、後遺症として、疲労感・倦怠感、呼吸困難、筋力低下、集中力低下など、様々な症状がみられる場合があります。
現在、確立された治療法はなく、症状に応じた治療が基本となりますので、まずはかかりつけの医療機関にご相談ください。
かかりつけ医がないなど、受診できる医療機関がわからない場合は、コールセンターにご連絡ください。
コールセンター(受診・ワクチン相談センター)0570-052-092(24時間体制)
新型コロナウイルスに関連した感染症について
厚生労働省が必要な情報の収集・公表を行っています。
新型コロナウイルスに関する情報は厚生労働省のホームページをご覧ください(外部サイトへリンク)※別ウインドウで開きます。