世界が注目している新素材“ナノセルロース”。金属に代わる次世代の素材として、今、大きな感心が寄せられています。

  ナノセルロースの主な成分は私たちの身近にある木や植物から取り出した繊維です。軽くて強く、変形しにくいエコ素材として、車のボディーや住宅用材をはじめ、紙おむつに至るまで、今後、私たちの生活に関わる様々な分野での活用が期待されています。

  本市は1月19日、木の繊維を主成分としたナノセルロースの実用化を目指す産官学の連携組織「ナノセルロースフォーラム」への入会が承認されました。フォーラムには現在、個人・法人・団体を含めて282の会員が加入しており、市町村としての入会は本市が全国で8番目になります。

  今後、フォーラムの一員として、技術セミナーへの参加を初め、関係団体・企業との交流を深める他、マッチングへの参画をとおして、研究動向を注視するとともに、鹿沼産材のPRに努めます。

  森林面積が約7割を占め、良質な木材資源を誇る鹿沼市。木のまち鹿沼の新しい時代の幕開けが期待されます。

 

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林政課／0289-63-2186