熱中症予防×コロナ感染防止
連日、気温が35度を超える猛暑日が続き、熱中症で救急搬送される人が増加しています。
熱中症は重症化すると命に関わります。
こまめに水分を補給し、外出はなるべく避け、扇風機やエアコンを使って室温を調節して暑さをしのぎ、熱中症を防ぎましょう。
感染症対策と熱中症予防を両立させることが重要です。
感染症対策として新しい生活様式が推奨されており、熱中症に対してはよりいっそうの対策が必要です。熱中症予防×コロナ感染防止で「新しい生活様式」を健康に!(pdf 532 KB)
熱中症 ~思い当たることはありませんか?~(pdf 1.18 MB)
夏季にマスクを着用することで、熱中症のリスクが高まるおそれがあります。
屋外で人と十分な距離(2m以上)が確保できるときには、熱中症のリスクを考え適宜マスクを外しましょう。
日傘をさすことで、ソーシャルディスタンスも確保できますので、マスクをはずすときには日傘の使用もおすすめです。
マスクの着脱についてはこちら(pdf 386 KB)
マスクをすることで体温が上昇します
口元がマスクで覆われることで、口元、首元等の体温が上昇します。毎日の検温は、感染症対策としても、熱中症の早期発見にも有用です。
体調不良を感じたら、早めに休憩や、休息をとりましょう。
マスクの着用でのどの渇きが感じにくくなることがあります
口元の湿度が保たれることで、のどの渇きを感じにくくなることがあります。喉が渇いていなくても、水分補給を心がけましょう。
エアコンの設定温度はこまめに調整しましょう
感染症予防のためには、30分に一度程度の窓をあけた換気が必要ですが、冷房中に換気をすることで、室温が高くなります。熱中症予防のために、こまめに温度の設定を調整し、室温が高くなりすぎないようにしましょう。
詳しくは新しい生活様式と熱中症へ(pdf 720 KB)をご覧ください。
熱中症予防情報サイトについて
環境省・気象庁から暑さ指数(WBGT)の予測値及び実測値が提供されます。
最新の発表情報は環境省熱中症予防サイト(新しいウィンドウが開きます)をご確認ください。熱中症警戒アラート(pdf 1.66 MB)
(新しいウィンドウが開きます)
熱中症警戒アラートが発表された日は、熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予想されます。
外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごしてください。また、特別の場合※以外は、運動を行わないようにしてください。
身近な場所での暑さ指数をご確認いただき、熱中症予防のための行動をとってください。
※特別な場合とは、医師、看護師、一時救命処置保持者のいずれかを常駐させ、救護所の設置及び救急搬送体制の対策を講じた場合、涼しい室内で運動する場合等のことです。
熱中症警戒アラート発表時に特に気をつけていただきたいこと
- 高齢者は、温度、湿度に対する感覚が弱くなるために、室内でも夜間でも熱中症になることがあります。
- 小児は、体温調節機能が十分発達していないために、特に注意が必要です。
- 晴れた日は、地面に近いほど気温が高くなるため、車いすの方、幼児等は、より暑い環境になります。
熱中症の基礎知識はこちら(新しいウィンドウが開きます)をご覧ください。
暑さ指数(WBGT)・熱中症警戒アラートの個人向けメール配信サービス(無料)
環境省や気象庁が発表する暑さ指数の予測値及び実況値の情報や熱中症警戒アラートの情報を、メールで配信するサービスが無料でご利用になれます。
登録をご希望の方は次の環境省ホームページで登録してください。
熱中症の一般的な予防
熱中症は、室内や夜間、安静時でも多く発生しています。また、加齢とともに体の水分量が減少しており、喉の渇きなども自覚がしにくいため特に高齢の方は注意が必要です。しっかりと体調管理を行いましょう。
熱中症の症状
手足がつる、全身がだるい、めまい、吐き気、頭痛、頻脈、ふらつく等
応急処置
- 水分、塩分の補給
- 体温を下げる
※熱中症の症状が改善しない時は、早めに医療機関を受診してください。
予防対策
- こまめに水分・塩分補給(スポーツドリンク等常備)
- エアコン・扇風機を上手に使用
- シャワーやタオルで体を冷やす
- 暑いときは無理しない
- 部屋の温度を測る(28度を目安にする)
詳しくは環境省熱中症予防サイトへ