「平和を次世代につなぐ」代替事業を実施しました!
鹿沼市では、平成9年度から、広島平和記念式典派遣事業を実施しておりますが、広島市の平和記念式典が規模縮小となり、平和学習で訪れる団体席を含め、一般席を設けないことから、令和2、3年度の2年間にわたり実施を中止しました。この派遣事業の中止を受け、市内の児童、生徒の平和学習の機会が失われることがないよう、次のとおり、代替事業を実施しました。
戦争体験を学ぶ
戦争体験談を収録したDVDを製作しました
戦争体験者が減少する中、過去の歴史を知り、「平和」について考えることがますます重要になっています。そこで、戦争体験を次世代に語り継ぐため、「戦争体験を語り継ぐ会」「鹿沼ケーブルテレビ」の企画、制作、監修のもと、令和2、3年度は、市内にお住いの戦争体験者による証言を収録したDVDを製作しました。
製作したDVDは、平和学習機会の確保のため、市内の小中学校に配付し、授業等で活用してもらうほか、市内公共施設(図書館、コミュニティセンター、総合政策課事務室)にて貸出しを行っています。また、市のホームページにも映像を掲載しています。
戦争体験を耳にする機会は、とても貴重になっています。映像(DVD)をご覧いただき、平和の大切さについて改めて考えましょう。
(令和2、3年度に製作を行ったDVDの詳細については、市のホームページ「平和行政」ページの「戦争体験に関するDVDが完成しました!(新しいウィンドウが開きます)」をご覧ください。)
広島への原子爆弾投下の歴史を学ぶ
平和学習資料を活用しました
令和3年度は、広島での原子爆弾投下の経緯や核兵器の恐ろしさを知ってもらうため、本市の中学3年生に広島平和記念資料館製作の「学習ハンドブック」「平和学習ワークブック」を配付し、授業や自主学習等での活用をお願いしました。
派遣する予定だった中学3年生に、原子爆弾がもたらす被害の大きさやその恐ろしさを知ってもらうことができました。