ジェネリック医薬品について
[ジェネリック医薬品の利用と普及にご協力をお願いいたします]
- 「ジェネリック医薬品」とは?
医療用医薬品には、新しく開発・販売される「先発医薬品(新薬)」と、先発医薬品の特許が切れた後に他の医薬品メーカーが同じ有効成分で製造・販売される「後発医薬品」があり、「後発医薬品」を「ジェネリック(generic = 一般的な)医薬品」と呼んでいます。
- なぜ先発医薬品(新薬)よりジェネリック医薬品は安いのか?
新薬開発に要する費用は、1品目300億円以上といわれるのに対し、ジェネリック医薬品の場合は1億円程度で開発されています。
ジェネリック医薬品が安いのは、品質が劣るからではなく、研究開発費等が新薬とくらべて大幅に抑えられているためです。
- 有効性や安全性に違いはあるのか?
ジェネリック医薬品は新薬と同一の有効成分を有しており、効能や効果、用量、用法も基本的には変わりません。
データに基づいて厚生労働大臣が承認したものだけが、ジェネリック医薬品として供給されています。
- ジェネリック医薬品の利用と普及の取組み
少子高齢化が進む日本では、今後も医療費の増大が予想されています。
患者さんの薬代を軽減することで、鹿沼市だけではなく、日本全体の医療費を抑えることができます。
ジェネリック医薬品の普及は一人ひとりの保険税の負担軽減につながるほか、優れた医療保険制度を次の世代へ引き継いでいくことにも貢献します。
- 鹿沼市での取り組み
鹿沼市では、被保険者の自己負担の軽減と国民健康保険医療費抑制のため、ジェネリック医薬品の普及促進に取り組んでおり、平成26年2月から「ジェネリック医薬品のお知らせ」の通知を始めました。
この通知は、現在服用された医薬品のうちジェネリック医薬品に切り替えた場合、薬代がどのくらい軽減できるか参考にしていただくための通知です。
※お知らせを受け取ったことにより、市の窓口で手続きを行う必要はありません。
《この通知についてのジェネリック医薬品に関するお問い合わせ先》
照会フリーダイヤル0120-53-0006(平日の午前9時~午後5時)
社団法人国民健康保険中央会
- 留意していただきたいこと
- すべての薬にジェネリック医薬品があるわけではありません。
- 医療機関によってはジェネリック医薬品の取り扱いがない場合や、取り寄せになる場合があります。
- 医師が使用を認めない場合は、切り替えることができません。医師や薬剤師とよく相談の上、服用をお願いします。