「男女共同参画推進講座」実施報告
この事業は、男女平等意識をあらゆる世代に浸透させるため、男女共同参画ススメ隊とともに学習の機会を提供しているものです。
令和7年度
次世代を担う子どもたちが、子どもの頃から男女共同参画を理解し、将来を見通した自己形成ができるように、
「家事シェア」と「女子の理工系チャレンジ」の2講座を開催しました。
第1回「パパと作ろう!時短簡単カフェごはん!」

と き:7月26日(土曜日)
ところ:市民情報センター
講 師:鹿沼市 健康課 栄養士、食生活改善推進員
対 象:市内在住のパパと小学生8組


毎回好評の、パパと子どもの料理教室を今年度も実施しました。
料理のハードルを下げるために、みじん切りは専用の調理器具を使うなどしたため、楽しく作ることができたようです。
時短、簡単で栄養もしっかり取れるロコモコ丼。自分が作ったということもあり、普段は食が細いという子も、残さず全部食べてくれました!
また、準備から片付けまでを体験することで、「食」の大切さ、ありがたさを子どもと一緒に学ぶことができたなどの感想をいただきました。
第2回「未来発見!女子の理工体験ツアー」

と き:8月7日(木曜日)
ところ:帝京大学宇都宮キャンパス
講 師:帝京大学 理工学部 バイオサイエンス学科 平澤 孝枝 准教授 高山 優子 准教授
対 象:小学5年~中学3年の女子


日本は女性の理工系人材がまだ少なく、今後の発展のためには女性をはじめとした多様な視点や発想が欠かせません。
そこで、女子小学生・中学生に理工系分野への関心を持ってもらうことを目的に、「理工体験ツアー」を実施しました。
帝京大学准教授の協力のもと宇都宮キャンパスにおじゃまし、DNA抽出実験に挑戦した後、飛行機の格納庫や自動車技術研究センター、植物温室を見学しました。お昼には学食を体験し、気持ちは大学生?!
子どもたちにとって、理工の世界を身近に感じることができる、充実した一日となりました。
令和6年度
男女共同参画の推進をめざして!
今年度発足した「男女共同参画ススメ隊」と一緒に4つの講座を企画・運営しました。
第1回「パパとつくろう!本格ぎょうざ」

と き:8月3日(土曜日)
ところ:市民情報センター
講 師:大輪 晶子 氏
対 象:市内在住のパパと小学生8組


家事シェアの促進を目的として、パパと子どもの料理教室を開催しました。
最初に家事シェアの大切さについてお話を聞いて、その後調理に取り掛かりました。
みんなが真剣かつ楽しんで水餃子つくりに励み、出来上がった餃子の試食では「子どもと料理をつくるのは初めての体験だったが美味しくできてよかった」「また参加したい」と笑顔が沢山こぼれていました。
第2回「親子でつくろう!整理に活躍ミニBOX」
と き:8月18日(日曜日)
ところ:文化活動交流館
講 師:藤沼 清美 氏
対 象:市内在住の保護者と小学生10組


家族全員が片付けに参加することで、家族も自分も過ごしやすいおうちにすることを目的に、
自分専用のミニ収納BOXを作りました。
講師が準備した段ボールを組み合わせていくと、みるみるうちに収納BOXに早変わり!
それを好きなシールなどを使ってデコレーションしていきます。
各々持ち寄った材料も駆使して、オリジナリティあふれる収納BOXができあがりました。
お気に入りのデザインで片付けが楽しくなりますね。
第3回「理工系チャレンジ講座バスボムを作ろう!」

と き:10月26日(土曜日)
ところ:菊沢コミュニティセンター
講 師:帝京大学 理工学部 バイオサイエンス学科 平澤 孝枝 准教授 高山 優子 准教授
対 象:市内の小学4年生~中学3年生の女子20名とその保護者


女子の理工系分野への進路支援として開催いたしました。
前半はバスボム(入浴剤)作りです。化学の不思議や入浴剤の効果などを学びながら、好きな色と香りを選んでお気に入りのバスボムができました。
後半は、「消えていく仕事と残る仕事」をテーマに、輪になって女子トークです。
消えてしまった仕事(電話交換手やタイピストなど)を考えていくと、技術の進歩と仕事の移り変わりの関係がよくわかります。
ではこれから残る仕事とは…?
先生や保護者の皆さんのご意見もたくさん聞くことができ、自分の将来を考える良いきっかけになったのではないでしょうか。
第4回「始めよう!おうちで『性教育』

と き:12月8日(日曜日)
ところ:市民情報センター
講 師:ことり助産院 院長 小嶋 由美 氏
対 象:一般成人(主に思春期のお子さまを持つ保護者)


正しい「性」の知識。妊娠出産を含む身体や健康についての理解。性犯罪の予防などを改めて学ぶ場として開催しました。
前半は講師のお話を聞き、後半はグループワークで悩みなどを共有して、「性」について改めて学び考える機会となりました。
「性教育」というと難しく考えがちですが、普段から親子でなんでも言い合える仲であれば、身構えずに「性」について話ができる親子関係を作ることがなにより大切だと思いました。
令和5年度
家事の分担は男女共同参画の推進に大切なことの一つです。
今年度は2つの家事シェア講座を開催しました。
第1弾「さあ!夏休みだ!パパとつくろうかぬまシウマイ」
![ちらし親子シウマイ[1]_page-0001 ちらし親子シウマイ[1]_page-0001](/manage/contents/upload/65f26794ef9d7.jpg)
と き:7月29日(土曜日)
ところ:鹿沼市民情報センター
講 師:鹿沼市 健康課 栄養士、食生活改善推進員
対 象:市内在住のお父さんと小学生8組
![IMG_4634[1] IMG_4634[1]](/manage/contents/upload/65f01499d0599.jpg)
家事シェアの促進を目的に、パパとこどもで「かぬまシウマイ」を作りました。
最初に、「早寝、早起き、朝ご飯」についてのお話があり、調理手順などを説明して実習に移りました。
事前に手順をおさらいしたからか、みんな手際よく進め、美味しそうなシウマイができあがりました。アツアツのシウマイをタッパ―につめて、家で待っている家族と一緒に美味しく召し上がったことと思います。「家事シェア」が進むことで、女性は働きやすくなり、男性は家族と仲良くなり、子どもたちの自立を促し、みんなが協力し合える社会づくりに繋がるのではないかとのお話がありました。
楽しいシウマイ調理を通して、誰もが過ごしやすい社会づくりの第一歩が実は身近で簡単なことだと感じていただけたのではないでしょうか。
第2弾「家族全員参加のかたづけ術講座」

と き:2月17日(土曜日)
ところ:鹿沼市民情報センター2階子育て情報室
講 師:大杉悦子氏
対 象:市内在住の小学生とその家族15組
![IMG_0644[1] IMG_0644[1]](/manage/contents/upload/65f017fecee66.jpg)
昨年好評だった「家族全員参加のかたづけ術講座」が、今年度は親子体験教室として開催しました。
かたづけの基本の中でも大切な「分ける」に注目し、「分けるワーク」をしました。何枚かの色や形、大きさが違うカードを先生のお題に沿って分けるのですが、そこにはそれぞれの個性が出ます。正解などはありません。家族のカードの分け方を見て、「意外と細かいところに気を使うんだな」とか、「わりとおおざっぱだな」とかそういう傾向を読み取って、自分たちのやり方を見つけるとのだそうです。
こういった体験から、「自分事(自主性、参画への意欲)」や「多様性の尊重」などを感じていただけたのではないかと思います。




















