鹿沼市学生消防団
鹿沼市学生消防団
鹿沼市は、鹿沼市学生消防団活動認証状制度で、学生みなさんの就職活動を応援します。鹿沼市学生消防団活動認証状交付式を開催しました。
令和2年6月17日、鹿沼市で第1号となる鹿沼市学生消防団活動認証状の交付式を開催し、第4分団第4部所属の小野口健さん(19歳、専門学生)が認証を受けました。小野口さんからは「これからも地元を守っていきたい。学生消防団の認知度の向上や消防団の活性化に繋がってほしいと思います。」と抱負を語ってくれました。
市長からも「消防団は地域防災の要。今後も更なる活動に期待しています。」と激励を述べました。
今後も鹿沼市では、夢のある学生みなさんの就職活動を応援していきます。
鹿沼ケーブルテレビで放送された交付式の動画はこちらです。
学生消防団員へインタビュー
令和2年6月17日、鹿沼市で第1号となる認証状を交付された小野口さん。小野口さんは、宇都宮市内にある宇都宮ビジネス電子専門学校の公務員学部の2年生です。
消防団に入団しようとしたキッカケは?
消防士を目指していることもありますが、地元の安心安全のために学生の私でも貢献できる消防団に入りたいと思ったのがキッカケです。学業と両立は大変ではないですか?
普段は学校に通っているので、平日の昼間の出動はありません。休日や学校が終わった後など、無理のない範囲で活動しているので大変さは感じていないです。
消防団に入団してよかったことは?消防団とはどんな存在だと思いますか?
よかったことは、消防車のポンプの取り扱い方や、災害時の緊急出動など、普段では経験することができないことを経験できたことと、先輩方が、消防のこと以外でも優しく指導してくれて、地域での交流がより深まったことです。消防団とは、「自分たちのまちは自分たちで守る」という、共助の精神のもとに地域防災において、とても重要な役割を担っている存在だと思います。
消防団ではどのような活動をしていますか?
消防団で活動した経験を、今後どのように活かしていきたいですか?
通常点検やポンプ操法の練習に、火災予防運動の広報活動、それに、昨年の令和元年東日本台風に伴う水防活動を行いました。大きな災害などが起こった際に地元を守れるよう、培った経験を活かしていきたいと思います。
学生のみなさんへメッセージをお願いします。
消防団で活動すると地元の安心安全のために貢献できたり、災害に対する知識と技術を身につけることもできるので、とてもやりがいを感じることができます。
少しでも興味のある方は、ぜひ入団してほしいです。
先輩消防団員からのコメント
小野口学生消防団員はどのような団員ですか?
優しく真面目な性格で、学業との両立にも関わらず、先輩たちに引けを取らない向上心で消防活動に勤しんでくれています。(第4分団第4部 宇賀神真樹部長)
学生消防団員が消防団に与える影響と、学生消防団員に今後期待することは?
学生消防団員の影響で、若いマンパワーや素直さ謙虚さなどが先輩団員の経験や知識とうまく共鳴し、災害現場での安全確保、そして鎮圧に繋がるチームプレーができてくるのではないかと考えています。今後は、若い世代へバトンを渡す意味でも、小野口団員のように、地元を自分の手で守りたいという強い意志や、愛をもって活動していっていただきたいです。また、それを感じ先輩団員も、いい刺激になってもらえたらと思っています。
(第4分団 稲川博一分団長)
学校長からのコメント
貴校では、学生に対してどのような取組みをしていますか?
地元に愛着があり、将来、地元のために何らかの貢献をしていきたいと思う学生には、その職種に関係なく、学生消防団への入団を勧めています。日頃からの地域防災への意識を高めると共に、災害発生時における行政職員や公安系(警察・消防・自衛隊)の方々と協力しての活動は、学生本人にとって貴重な経験になると確信しているからです。
それは、公務員を志望する学生であれば尚更です。様々な人達とのふれあいは、卒業後も貴重な財産になってくれるものと考えています。
それは、公務員を志望する学生であれば尚更です。様々な人達とのふれあいは、卒業後も貴重な財産になってくれるものと考えています。
学生消防団に期待することは?
災害や火災の際に、消防士の方々のサポート役として地元住民の方々のために安全第一で、大いに活躍してもらいたいと思います。そして、命の大切さを人一倍感じられる人になってほしいと願っています。
また、地元の子ども達とふれあうことで、子ども達も将来、学生消防団に入団したいと思ってもらえるよう活動を積極的に取組んでくれたらと期待しています。当然ながら、そのような場の実現には、行政や消防組合などの段取りや先導が必要であることは言うまでもありません。
そして、将来はその地域の住民、お一人お一人が、防火・防災への意識を高めた街づくりになればと考えます。
また、地元の子ども達とふれあうことで、子ども達も将来、学生消防団に入団したいと思ってもらえるよう活動を積極的に取組んでくれたらと期待しています。当然ながら、そのような場の実現には、行政や消防組合などの段取りや先導が必要であることは言うまでもありません。
そして、将来はその地域の住民、お一人お一人が、防火・防災への意識を高めた街づくりになればと考えます。
(宇都宮ビジネス電子専門学校 羽石学校長)
掲載日 令和2年7月3日
更新日 令和2年7月20日
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消防本部 消防総務課 消防団係
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〒322-0045 栃木県鹿沼市上殿町520-1(消防本部・消防署 2階)
電話:
0289-63-1153