医療の意思表示カード
鹿沼市パートナーシップ宣誓制度令和2年度新企画
「医療の意思表示カード」についてのご案内
はじめに
鹿沼市では、令和元年6月3日、県内では初となる、パートナーシップ宣誓制度をスタートさせました。
この制度は、お互いを人生のパートナーとして、相互に協力し合い共同生活を送るという宣誓をすることによって、市がその関係を公的に証明し、鹿沼市の行政施策の中で婚姻と同等の取扱いをするというものです。
相続や税金の控除といった法律上の効果を生じさせることはできないものの、多様性が尊重される施策の一つとして推進することにより、すべての市民の人権が尊重される明るい社会の実現に寄与することができるとして制度化したものです。
今後、本制度がさらに充実していくよう取り組みを進めてまいります。
医療の意思表示カードとは
ご自身やパートナーに、万が一の事態が発生した場合、医療者側に対し、連絡してほしい人の名前や連絡先のほか、携帯者自身が希望する医療処置等を伝えることができるツールです。
法的効果はありませんが、このカードを携帯していることにより、医療者側も緊急時の処置などを行う際の判断材料の一つとすることができます。
パートナーシップ宣誓をされた方々が、医療に関して少しでも安心につながるよう、医療関係者のご意見をもとに作成いたしました。
1.具体的な意思表示の内容について
(1)緊急連絡先(関係として、パートナーや家族(親、兄弟)など)
(2)医療の代理判断者の指定
(3)医療行為や看取りについての委任事項
2.ご利用について
このカードは、パートナーシップ宣誓をされた方であれば、どなたでもお持ちいただけますので、ダウンロードしてご利用いただけます。なお、鹿沼市役所人権・男女共同参画課でも配布できますので、お気軽にお問合せください。
記載例はこちら
ダウンロードは次のとおりです。
両面5セット用(pdf 1.10 MB)
折り畳み2セット用(pdf 590 KB)
記載例(pdf 396 KB)