各種保健事業の取り組み
国民健康保険・後期高齢者医療制度
被保険者の皆さまへ
鹿沼市では、被保険者の皆さまの健康の保持・増進、生活の質の維持・向上を図ることを目的として、各種保健事業に取り組んでいます。
健診結果やレセプト(診療報酬明細書)のデータを下記の保健事業に活用しており、医療専門職(保健師等)が電話や訪問をさせていただく場合があります。
特定健康診査・健康診査
40~74歳の人は「特定健診」、75歳以上の人は「健康診査」を無料で受診できます。
詳細はこちらをご覧ください。
オーラルフレイル予防・改善歯科健診
「オーラルフレイル」とは、口腔のさまざまな機能が衰えることであり、全身機能の虚弱に影響すると言われています。
鹿沼市では、オーラルフレイルの予防・改善を目的に歯科健診を行っています。健診費用は無料です。
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通いの場での健康教室・健康相談
フレイルの予防・改善を目的に、各地域の通いの場(元気アップくらぶ、ほっとサロン、ほっとホーム等)で開催しています。
フレイル状態のチェックや、食事(栄養)やオーラルフレイル(歯や口腔機能の低下)などについて、健康維持のためにできることをお伝えしています。
個別的支援
特定保健指導
国民健康保険の被保険者を対象に、健診結果の値が基準値を超えている方に医療専門職(保健師等)が保健指導を行っています。
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生活習慣病の重症化予防への健康支援
高血圧や高血糖の方への健康相談や医療機関受診に向けた支援の他、糖尿病性腎症重症化予防プログラム(約6か月間の保健指導)を医療専門職(保健師等)が行っています。
重複・多剤服薬の健康相談
鹿沼薬剤師会と共同で、重複・多剤服薬の恐れのある方に対し、薬剤師や保健師等が健康相談や文書による通知を行っています。
重複服薬とは
同じ時期に複数の医療機関を受診し、それぞれの医師から同じ効能の薬を処方され、結果的に同じ薬を重複して服用してしまうことです。副作用のリスクが高まります。
多剤服薬とは
必要以上に多くの種類の薬を同時に服用することです。副作用や薬同士の相互作用が起こるリスクがあります。
重複・多剤服薬のリスク、対応法
薬の本来の効果が発揮されないばかりか、重い副作用や症状の悪化が促進され、重篤な健康状態を招く恐れがあります。
また、不要な薬剤を処方することから無駄な医療費を増やしてしまうことになり、健康保険の財政を圧迫することになります。
薬のトラブルを避けるため、お薬手帳を活用しましょう。
一冊のお薬手帳に情報を集め、医師や薬剤師と一緒に薬を管理することが重要です。
低栄養状態の予防・改善への健康相談
後期高齢者を対象に、低栄養状態の恐れのある方に管理栄養士が健康相談を行っています。
医療機関や健康診査、介護サービス未利用者への健康支援
後期高齢者を対象に、アンケートや訪問、電話等を通じ医療専門職(保健師等)が健康支援を行っています。